あなたは多数派?少数派?人はみんなオンリーワン

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あなたは自分のことを多数派だと思いますか?
それとも少数派でしょうか?

事柄によって答えは変わると思いますが、多数決が原則の民主主義社会においては、少数派は我慢を強いられることが多いと思います。

でも、「多数決=民主主義」というのは考えてみればおかしなことです。

本来の民主主義は「究極の少数派主義」

「民主主義」は、その字のごとく「民、つまり国民に主権がある」ということですよね。
多数派が数の論理で少数派を押さえつけるということではないはずです。

というより、国民一人ひとりの権利と尊厳を大切にするということが本来の民主主義だとすれば、「究極の少数派主義」と言えると思います。

しかし、現実社会は本来の民主主義からかけ離れ、「少数派は不利だと考え、多数派から外れないよう、絶えず恐れや不安を感じて生きている」という人が多いのではないでしょうか。

でも、望んでいないのに少数派になってしまうことが突然起こります。
例えば、現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状がそうです。

少数派のための医学や医療が必要!

現代医学や医療で良くなれば多数派、良くならないのは少数派。
「(少数派のための)治療法はありません」と言われ、見捨てられてしまう…。

そんなことが、誰に、いつ起こるのか分かりません。
誰だってその可能性をもっています。

ですから、当然に「少数派のための医学や医療も必要」と、考えると思います。
しかし、多くの人は自分を多数派と考えている(考えたい)から、自分や家族が少数派にならない限り、そんなことは考えないのです。

誰かが「少数派のための医学や医療」を作り出さないといけない!

そんな思いで、伊東聖鎬は「その人研究-その人療法」、「あなた研究-あなた療法」を開発し、医療者に対して指導を行なってきました。

伊東
私は医療者を対象にしたセミナーを約40年行なってきました。
私の行なっている医療者対象セミナーは、他の同様なセミナーとは、根本的に全く違います。
どこが違うのかと言うと、ほとんどのそんなセミナーは「目の前にいるその人(患者)に関係なく開発された治療法を、誰に対しても同じように当てはめることを前提とした治療法や考え方の上で行なわれています。

そんな治療法で良くならない人は、切り捨てることを前提にしているのです。
セミナーで指導している理論や治療法に当てはまる人が対象者であって、そこに当てはまらない少数派は、対象外なのです。

そんな少数派の人達は、なんともしがたい状況の中で、手を差し伸べてくれる人も、治療法もなく、相変わらず苦しんでいます
私は、ずっと、常にそんな少数派の側にいるんです

それは、小学6年生の時いじめに遭い、自殺しようとして生き残ったという経験が大きく影響していると思います。

また、19歳の時、人生経験を積むために全国放浪の旅に出、さまざまな境遇の人と出合ったことも影響しています。
部落に住んでいることを相手の両親に知られ結婚を反対され自殺した人、結婚も就職も諦め、孤立している犯罪者の家族…。

個人ではなんともしがたい問題を抱え、苦しんでいる人達にたくさん会いました。
そういう問題が、現実にあるということさえ知らない人が、たくさんいると思います。

そんななんともしがたいという問題が、社会のあちこちにたくさんあるんです。
そんな少数派、弱者側で苦しんでいる人達がいる。
そんな社会はおかしいと気付きました。
そして、多くの人に訴え、なんとか少数派、弱者側の人達に協力できないだろうかと考えるようになったんです。

25歳で医療の世界に入ったのは、知的障害の姪を何とか良くしたいと考えたからです。
鍼灸・按摩・マッサージ・指圧学校に入学し、リンパマッサージの創始者の下で実践的に学び、玄米菜食を指導し、長寿の研究者である森下敬一博士の主宰する御茶ノ水クリニックの物療科で助手をしました。御茶ノ水クリニックには、現代医学ではどうすることもできないという難治な患者さん達が来院していました。

そんな治療の中でも良くならない患者さんがおり、鍼灸や漢方の限界を感じ、その頃日本に、米国でカイロプラクティック大学を卒業したDCが帰国し、カイロスクールを開校するというので、1期生として学びました。

そしてカイロプラクテック治療を熱心に行なっていましたが、やはり納得できるものではありませんでした。
目の前にいるその人を良くしたいのに、その人と関係のない理論や技術を当てはめることに疑問をもつようになったのです。

そして、納得できない治療を行うことにストレスを感じ、ついに治療ができなくなってしまいました。
それから、目の前にいるその人のことをなんとか知る方法がないものかと研究し、試行錯誤の末、ようやくその人から情報を得る方法を開発したのです。
それが「読脳法」です。

読脳法の開発により、その人だけにしか通用しない「その人研究-その人療法」を行なえるようになりました。

現代医療は、いわば多数派の理論であり治療です。
私はインプラント手術の医療過誤に遭い、韓国で再手術を受けました。
顎骨は薄くなり、腫れや痛みがずっと続いています。
もう、自分の歯で噛むことはできず、入れ歯にするしかなさそうです。

私の歯の問題をどうすればいいのか、セミナーに受講している歯科医師達がそれぞれの考えを受講者のメーリングで発信してくれました。
しかし、それらは多数派の一般論でしかありません。

それは患者からみた時、解決に繋がるものでも、役に立つと思えるものでもありませんでした。
歯科においてはこう考え、こう診断し、こんな治療計画が立てられる、という情報を得ることはできましたが、当人においてそれらをどう考え、どう方針をたてたらいいのかという話がいっさい彼らからは、出てこないのです。

それは、現代医療の限界を表していると思います。
私のセミナーに参加し、学んでいる医療者なのですが、どうしても「その人個人-あなた」という考え方をもてないのです。

多くの人は、多数派にいた方が得、少数派になることは不利と考えますから、そうならないようにという考えからの発言になってしまうんでしょう。
だから、その人本人、つまり患者その人側に立てないということになってしまうのでしょう。

その人(患者)の人生全体の中で、何でそんな状態になったのかということを追求し、これからの人生を考える中で、病気や症状をどう受け止め、どう生きていくのかということを、その人と共に考え出すことが大事なんです。

そんな考えも持たずに、治療をしているから、治療者は行き詰ってしまうのです。

人は本来、誰もが少数派なんです。
「個人」「その人」なんです。


ー2012年11月8日 新宿にて-

 

人はみんなオンリーワン

伊東聖鎬のいう少数派とは、オンリーワンということ。

オンリーワンのその人」が主人公の医療、教育、社会をめざし、活動することが自分のやることだ」と伊東聖鎬が考えたのが10代後半でした。

それから半世紀経ち、より積極的に活動をするために、2011年にNPO法人「自分文化-安住村」を設立しました。

「自分文化」とは「オンリーワンの文化」です。
人は誰もが、オンリーワンとして生まれて、生きていく存在なのです。

オンリーワンとして生きてく人は、自分の尊厳をなによりも大切にします。
そして同じように、人の尊厳も大切にできます。
そんな人同士であれば、本来の民主主義社会を作ることは可能だと思います。

その最初のスタートが多数派から抜け出すことです。

しかし、それが怖くてなかなかできません。

だから、(望んだわけではないけれど)多数派から外れた人はラッキーなのです。

現代医学・現代医療で良くならない難治な病気・症状や、誰に相談してもどこに行っても解決できない人生の問題を抱えている人は、オンリーワンの生き方を掴めるチャンスがあるのです。

「だけど…苦しい、つらい、どうして?」
それは、具体的にどうすればいいのかが分からないからです。

オンリーワンの生き方を掴めば、病気や症状も、どんな困難も、自分で克服できるようになるのです。

「読脳法」は、そんな人のために開発した、オンリーワンの生き方を掴むためのメソッドなのです。

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